思い立ったら即行動の性格
即行動な性格は、二人のもう一つの共通点だ。
私の場合、誰かに相談をしているうちは本当は動く気がないのだと思う。
自分の直感で良いと思えば、とにかくすぐに実行した。
こうしよう、と思い立つと同時に動いている。
家族を含め、周囲は驚く間もなく、済んだこととして私の変化を受け入れるしかなかった。
無論、私を知る人であれば後から何を言っても、もう聞く耳がないだろう、と諦めを持っていた。
何歳(いつ)からこうだったかは定かではない。母はこれを母自身にはない性質だ、と言い、常に肯定してくれた。
母が育んだ自己肯定感なるものが、私の行動力に水を注ぎ続けた結果が今の私であるわけだが。
母については、ここでは語りきれない。また後日、触れるとしよう。
タイトルに話を戻す。
前の日記で話した結婚指輪が一つの例だ。
一緒に指輪を手作りしたわけなので、プロポーズもまだ。
親への挨拶もまだ。もちろん、籍を入れる日さえ決めていなかった。
そもそも、「結婚」なんてドラマの中の話であって、いざ自分たちの現実になると「正しい順序」なんか知らなかった。
いざ指輪を手にすると、なんだかいろんなことをすっ飛ばしているような心地がして、その足でゼクシィを買った。
とりあえず、ゼクシィを買ったわけである。なんとも、CMの刷り込みは恐ろしい。
たまたま特別号だったようで漫画雑誌のように分厚かった。
結婚はそんなに軽いもんじゃないからね、
と、やけに重たいそれに発破をかけられるようだった。
まずは、籍を入れる日にちを決めた。
特に意識したい日取りはなかったため、都合が良さそうな「大安」を選んで、6月15日になった。
その日まで1ヶ月の猶予もない頃にお互いの家族に報告した。
二人とも東京に出てきているので、すぐに会える距離ではない。
大の大人が決めた事ではあるが
流石に結婚、となると両の親ともに驚きと心配を露わに、待ったを掛けた。
彼氏彼女として紹介する機会さえなかったので、当たり前の反応だろう。
それでも、一度決めたことは譲りたくない性分。
短期間の中で、どうにか親族への挨拶まわりを決行。
親族に初めて会う場で、婚姻届の証人欄にサインをもらった。
世間がコロナ禍になる以前の話にも関わらず、
親同士の顔合わせもないままに、籍を入れているわけだ。
今思うと、「正しい順序」をひっくり返したような段取りだったなと思う。
「本当にいつも、急よねぇ」
そう、各々が自分の親から呆れ気味に呟かれる。
つくづく似た者同士なのだと感じとった。
最終的には両親族とも祝福してくれて、家族になる実感が湧く時間を過ごした。
籍を入れると、次は
自分たちの住まいがこのまま「東京」で良いのか、という話題になる。
とはいえ、夫も私も、子育てするなら地元(≒東京ではない)という共通の意思があり、すぐに決着する。
そう、思い立ったたら即行動だ。
時期を待たずして、綿密な帰郷計画が遂行されることとなる。